- 2012.05
- 人類戦士

- 2012.04
- ゆるゆるグリップ
- 2012.03
- 震災から1年
- 2012.02
- 感激のお店
- 2012.01
- 上田馬之助、ジョー・フレイジャー
《 人類戦士 》
新聞に重度心身障害児療育施設の内科医を長年勤めた医師が書いた本の書評が載っていたので、私もその本を購入して読んでみました。生まれた時から重い障害があって、自ら体温の調節ができなかったり、呼吸自体もままならない重い障害を持った子供たちが暮らしているびわこ学園という重症心身障害児施設ができるまでの歴史や、そこでの子供たちの暮らしぶりが書いてあります。施設を見学した外国人が、「ここまでして生きている意味があるのか疑問だ」と感じるくらい重い障害を抱えた子供たちが生活しています。
著者は、子供たちと日々接していると、たとえほとんど無反応の寝たきりの子供でも、治療を進めていくとかすかに安堵の表情を浮かべたり、息が苦しくて額に汗をかいて呼吸している子供でも、いろいろな介護者の工夫により気持よさそうに呼吸をしていると言います。つまり、健常者が普通に感じる快不快や苦痛や喜びと同じことをびわこ学園の子供たちも感じているということです。生きている意味がないのではなく、正に我々と同じように生きているのです。
重い障害を生まれもって抱えることは、人類が生き続けるために誰かが引き受けるしかありません。著者は、重度心身障害者を人類が生きているための、人類を支える「人類戦士」と説明しています。
私たちは、この人類戦士の存在を忘れてはいけません。泣き言を言ったり、つらい時に心が折れたり、小さいことを気にしたりしては、人類戦士に笑われてしまうのです。
《 ゆるゆるグリップ 》
ゴルフを約20年ぶりに再開して3年くらい経ちますが、なかなかうまくなりません。昨年NHKの教育テレビでゴルフレッスンの番組をやっていて、はじめてゆるゆるグリップの理論と出会いました。
ゆるゆるグリップ打法は、左手は中指・薬指・小指の3本でクラブをソフトに握り、右手は人差し指だけをクラブに引っ掛けるように添えます。始動とともに右手人差し指を支点としてコッキングを行い、そのまま右脇を締めてテイクバックします。トップでは力を抜いてヘッドの重みを感じて後は振り下ろすだけです。
うまく行く時はフィニッシュでも左手はゆるゆるのままです。うまく行かない時は、体のどこかに力が入っていたり、グリップを強く握っていたりするときです。要はクラブヘッドの重みだけで振り子のように体を動かさないでクラブが円を描くようなスイングが理想とする打法です。
私は、てっきり体の力をクラブにいかに伝えて遠くに飛ばすかがゴルフだと思っていたのですが、違います。いかに体の力を抜いてクラブヘッドに仕事をさせるかがポイントになるのです。
私の兄はレッスンプロに習っているのですが、「グリップは両手でしっかり握って」と教えられています。今のところ私と兄は、スコアも同じようなものなので、2人ともまだ修行中ですが、ゴルフ理論は対極に位置しています。
私はゆるゆるグリップを極めようと思っていますが、ビジネスの中でもゆるゆるグリップのような革新的な理論を自ら極めて、一歩抜きん出たビジネス展開をしていきたいと思っています。
《 震災から1年 》
震災から1年経とうとしています。自分で実際に陸前高田市に昨年行ったときの光景は今でも忘れられません。また、被災した仙台の個人事業者の方が、私が書いた本(既に絶版になっている)が海水に浸かってボロボロになってしまったので直接購入できないか、との問合せがあり、事務所にあった在庫をお送りしました。最近この方から、「お蔭様で無事確定申告が終わりました」というメールと仙台特産の蒲鉾の詰め合わせを贈っていただきました。復興で大変な最中、こんなことまでしていただいて恐縮するとともに、とても嬉しかったですね。
新聞に福島第1原発4号機の記事が載っていました。4号機は使用済み核燃料のプールに大量の使用済み核燃料が保管されていて、丁度定期修繕の最中に津波が押し寄せ、偶然にもプールの水抜きを予定通りにしていなかったことから、運よく大量の冷却用の水が確保できたと記しています。最悪のシナリオとして、4号機の使用済み核燃料の冷却ができなかった場合、放射能等の有害物質が大気に放出され、とても人が近づくこともできない状況になって、近くの福島第2原発も放棄して、首都圏の住民も非難するようなことも想定されていたと書いてあります。ゾッとする話ですが、現実にこれからも起こりうることであるのが怖いですね。
《 感激のお店 》
私は現在、生まれ育った地で日々平凡に暮らしていますが、最近ふらっと立ち寄った最寄駅のお店で久しぶりに大感激をしました。私はもともとグルメでもなんでもなく、納豆とカレーとラーメンがあればいつも満足する程度の人間です。
かなり前になりますが、お客様と当てもなく出会ったちゃんこ屋さんにふらっと立ち寄ったことがあります。そのお店のメニューは1つのコース料理しかなく、不安な気持ちで待っていると、一品目が出てきました。蓮の天ぷらです。食べた途端、ご一緒したお客様と顔を見合わせてしまいました。
「何だこのおいしさは!!」
その後出されたタレをつけて食べるちゃんこ鍋にも大感激でした。
何と、今回出会った最寄駅のお店はその時を超える味わいでした。
まず、太い茹でアスパラガスをマヨネーズとミソのタレで食べました。
「ん〜久しぶりのヒット。うまい!」
と思わず叫んでしまいました。
その後、ごぼうの天ぷらやニンジンの天ぷら、鳥料理、そして最後にチキンライスを食べました。チキンライスは、よくあるオムライスの中身を想像していたのですが、これが出汁が効いていて旨い。すべての料理が食べ物の素材を生かした逸品でしたね。
かなり前に行ったちゃんこ屋さんは 入谷の 玉勝 という店です。
そして今回の大感激のお店の名前ですが、、、今のところは「ナイショ」にさせてください!《 上田馬之助、ジョー・フレイジャー 》
昨年12月に元プロレスラーの上田馬之助が亡くなったと新聞の片隅に載っていました。タイガー・ジェット・シンとタッグを組んで私たちを楽しませてくれたものです。ところが遠征の途中に高速道路で事故に会います。確かタバコを取ろうとしてシートベルトをはずしたその時にトラックに突っ込まれて車外に放り出されたと本に書いてありました。この事故で首から下が麻痺してしまい、身体が資本のプロレスラーとしてはあまりにも惨い仕打ちとなってしまいました。しかし、その後も講演活動などをして前向きに生きていきました。
プロボクサーのジョー・フレイジャーも昨年の11月に亡くなってしまいました。機関車のように常に前進してパンチを振るうあの戦い方が私は好きでした。モハメド・アリとは対象的な戦い方で、打たれても打たれても前に出るあの勇敢さがよかったですね。
こんな古い話を書いても、今の若い人には「何言ってんの?」と思われるでしょうが、私にとってはヒーローなのですよね。家には、モハメド・アリ、ジョー・フレイジャー、ジョージ・フォアマンの3人が一緒に写っている写真が飾ってありますが、一人欠けてしまったのが残念です。
経済環境は未だに厳しいものがありますが、この2人のヒーローに負けないように、前を向いて前進前進の一年にしたいと思います。本年もよろしくお願いいたします。
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