週刊節税教室

   
*********************************

☆☆ 週刊節税教室 ☆☆          第50号(2002/9/9) 

 【 アトラス総合事務所 】     http://www.cpainoue.com/

*********************************

     ■■■ 不良債権の落とし方(2) (法人税・所得税) ■■■

☆質問

『金額は5千円から10万円くらいの売掛金が払ってもらえないのですが、貸倒

損失として落とせますか?』

★回答

前回は、継続的な取引先が突然支払をしなくなった場合に、取引を停止してか

ら1年以上経過した場合には貸倒れ損失として計上できるということをお話しま

した。

今回の質問は、継続的に取引していた取引先に関するものではないのですね?

 

☆質問

『はい、商品を通信販売で全国に売っているのですが、ほとんどが初めてのお客様で

す。

ですから、取引停止後1年間で貸倒処理する規定は使えないと思います』

★回答

そうですか。

でもこのような場合でも、貸倒損失として落とせる規定がちゃんと用意されてい

ます。

☆質問

『どのような規定ですか?』

★回答 

次の2つの要件に該当する不良債権です。

(1)同一地域の得意先に対する売掛金の総額が、取立てをするための旅費等の

  取立費用を上回ること。

(2)得意先に対して督促をしたのに弁済がないこと。

この要件を備えた時点で、貸倒損失として計上できます。

 

☆質問

『要件(1)の意味が良くわかりません』

★回答 

例えば、鹿児島県に3件で10万円の不良債権があったとして、その取立てに

営業マンが飛行機とホテルを使って行くと、人件費と旅費で15万円かかってし

まうケースのことです。

このような場合には(2)の要件も満たせば、3件分10万円を貸倒損失として落と

すことができるのです。

☆質問

『なるほどよく分かりました』

『さっそく再請求してみて、それでも入金がなかったら各地域の金額を集計して

貸倒損失処理が可能か否か検討してみます』




 ◆発行 アトラス総合事務所

    Copyright (C)2001 アトラス総合事務所. All rights reserved.

  当事務所では、会社設立からその後の税務会計、社会保険、労働保険、組織変更登記

  などを、「合理的な報酬」で「高品質のサービス」を提供しています。 
 

[ Home ] [ 閉じる ] [ご利用案内/読者登録]

アトラス総合事務所
〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町31-14 岡三桜丘ビル2階
TEL 03-3464-9333  FAX 03-3476-4665
代表者
公認会計士・税理士 井上 修
E-mail info@cpainoue.com

ホームページへ