週刊税務調査日記

 

 

バックナンバー

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

☆☆ 週刊税務調査日記 ☆☆          第115号(2004/6/14) 

 【 アトラス総合事務所 】     http://www.cpainoue.com/

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


       ■■■  しりつぼみの調査 (1) ■■■



半年前に税務署に申告した相続税の調査の連絡がありました。

故人は同族会社のオーナー経営者で、相続人はその配偶者と子供1人で

した。

相続財産は自宅や会社の土地建物、会社の株式、ゴルフ会員権、有価証

券、預金が主なものでした。

調査当日です。

調査官は2人で、普通の会社で言う課長クラスの統括官と平社員の調査

官です。

まずは、故人の生前での生活振りや相続人の職業や家族構成などを詳細

に聞き取ります。

故人の配偶者は高齢で少しボケも入っているようです。

その配偶者に調査官が質問します。

●税務署

「お母さんは、結婚してから今まで何をやっていたのですか?」

▲納税者

「何をやっていたのかですかって・・・」

「はい、ずっと主婦をやっていました」

「あと、子供を1人生んで育てました」

「それと旅行に行ったり、友達と食事に行ったり」

「うちのお父さんは仕事ばかりで私に何にもしてくれませんでした」

「ですから、子供の運動会はいつも私が1人で行っていました」

「それから・・・・」

●税務署

「あぁ、もういいです。よく分かりました。」

なんか、さんまのご長寿クイズみたいになってきました。

思わず吹き出したくなりますが、我慢しなければなりません。

「え〜と。お母さんは結婚してからお仕事は何もしていなかったということ

ですかね?」と息子さんに今度は聞いています。

▲納税者

「そうですね。母は仕事をしたことはなかったと思います」

●税務署

「この御自宅には故人が使用していた金庫のようなものはありますか?」

▲納税者

「ええ、地下にあります」

●税務署

「ちょっと見せていただいてよろしいですか?」

▲納税者

「ええ、どうぞどうぞ」

地下の部屋へ皆で行きます。

かなり大きな金庫がありました。

●税務署

「金庫を開けて中を見せていただけますか?」

▲納税者

「いいですよ」と言って金庫の中身を出し始めました。

調査官はそれらをすべて一つ一つ確認しています。

申告していない相続財産がないかの確認です。


To be continued 

 

◆発行 アトラス総合事務所

  Copyright (C)2001-2006 アトラス総合事務所 All rights reserved.

当事務所では、会社設立からその後の税務会計、社会保険、労働保険、組織変更登記などを、「合理的な報酬」で「高品質のサービス」を提供しています。

[ Home ] [ 閉じる ] [ご利用案内/読者登録]


アトラス総合事務所 〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町31-14 岡三桜丘ビル2階
アトラス総合事務所のホームページへ  代表者■公認会計士・税理士 井上 修■
 www.cpainoue.com E-mail info@cpainoue.com TEL 03-3464-9333


Copyright© 1998-2005 アトラス総合事務所. All rights reserved.