週刊税務調査日記

 

 

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☆☆ 週刊税務調査日記 ☆☆          第132号(2004/10/18) 

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        ■■■ 国税局OB先生立会いの税務調査 (1) ■■■



資本金が1億円以上の法人は、法人税の申告書を税務署に提出しますが、

税務調査は国税局の調査官が行ないます。

今回の税務調査は、資本金が1億円以上の法人が対象ですので、国税局

の調査となります。

調査の1週間前に、この法人の経理担当者から電話が入りました。

▲納税者

「先生、大変申し上げにくいことなのですけれども、今回の税務調査の立会

いに国税局のOBの先生を同席させることになりまして・・・」

■会計事務所

「いや、別に問題ないですよ。そしたら、私は立ち会わなくてもよいのではな

いですか?」

▲納税者

「いや、それはダメなんです。先生にも立ち会っていただかないと・・・」

「すみません。社長が取引先から紹介されたとか言って・・・こうなってしまっ

たんです・・・すみません」

社長は、国税局のOB税理士が立ち会えば安心なのでしょう。

別にこちらとしては何も問題ありません。

普段どおりに税務調査に立ち会うだけです。

ここで、OB税理士について触れておきましょう。

税理士になるには、5科目の試験科目をすべて合格して税理士になるのと、

大学院を卒業して何科目かを免除してもらって税理士になるのと、税務署に

23年以上勤めて税理士になる、大きく3通りがあります。

お客様の獲得が難しくなってきた昨今では、税務署や国税局を早期退職して

税理士として開業する人は、ほとんどいないそうです。

皆、定年まで勤め上げて、そのあとに税理士として登録するケースが多いよ

うです。

ですから、税理士の平均年齢が60歳と言われるのも納得できます。

OB税理士は現在登録されている税理士の約半分だそうです。

確かに、定年後に何もしないでぶらぶらしているより、税理士の肩書きで仕事

をしていた方が生活に張りがあってよいと思います。

今回の税務調査に立ち会うOB税理士は、2年位前に国税局でかなり上のクラ

スで退官した方のようです。

税務調査をする側の国税局の調査官もやりにくいと思います。

私は、OB税理士が同席してくれるということで、大船に乗った気分です。

どんな調査になるのでしょうか?

チョッと楽しみになってきました。

To be continued 

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