週刊 なるほど!消費税

** Weekly Consumption tax ********************

☆☆ 週刊 なるほど!消費税 ☆☆        第228号(2007/07/2) 

 【 ATLAS総合事務所 】            http://www.cpainoue.com/

**********************************

             ★ 事例(不動産賃貸:6) ★ 

                  

【先生】

引き続き個人で不動産賃貸をされている場合のお話です。

 前回は、ワンルームマンションの賃貸事業を行うサラリーマンの納税義務が

ある場合の、消費税の計算の内容のうち簡易課税制度についてお話をしました。

【生徒】

簡易課税制度を選択した場合の課税仕入れにかかる消費税が、

原則課税方式で計算した場合の課税仕入れにかかる消費税よりも大きく

なる場合は、簡易課税制度を選択したほうが有利ということでしたよね。

ただ、今回のサラリーマンのケースだとすでに平成19年度に

入っているので、特別な条件がない限り、今時点で『簡易課税制度選択

届出書』を提出しても平成19年度からの適用とはならない、というお話

でしたよね。

【先生】

 そうです。

また、一度簡易課税制度を選択すると、最低2年は簡易課税方式で計算

しなくてはならないので、数年先を見越した判断が必要となるというお話を

しました。

さて今回からは、原則課税方式で計算する場合の、少し特殊な話になります。

消費税の計算の内容のうち、不動産賃貸に使用しているワンルームマンションの

用途に変更があった場合についてのお話です。

このサラリーマンが、賃貸用のワンルームマンションを購入してからずっと

事務所用として賃貸をしていたのを、平成19年1月1日から用途を変更して

居住用として賃貸をすることとした場合について考えてみましょう。

用途変更と聞いて仕入れ税額控除の計算について何か思い当たることは

ありますか?

【生徒】

 事務所用から居住用への変更ということは、課税業務用から非課税業務用

への変更に該当するので、調整対象固定資産を転用した場合の仕入に係る

消費税額の調整の規定の適用が考えられませんか?

【先生】

 確かにその可能性はありますね。

では、調整計算が必要な場合はどんな場合だったか覚えていますか?

【生徒】

 事業者が、調整対象固定資産にかかる消費税につき、購入時において

1. 納税義務があり、課税売上割合が95%未満で、個別対応方式により

課税売上に対応するものとして計算した

2. 納税義務があり、課税売上割合が95%未満で、個別対応方式により

非課税売上に対応するものとして計算した

のどちらかの場合であって、かつ、

その調整対象固定資産の課税仕入等の日から3年以内に転用した

場合でしたよね。

【先生】

 概ねその通りです。調整対象固定資産には、税抜金額が100万円以上である

という金額条件が付くことを忘れないで下さい。

今回のサラリーマンのケースだと、仮に事務所用賃貸の業務の用に供する

調整対象固定資産(備品など)を平成16年1月2日〜平成18年12月31日までに

購入していたとしても、平成16年〜平成18年の事業収入は事務所の賃貸にかかる

収入のみであり、課税売上割合が95%以上となるため、課税仕入れ等の税額の全額が

控除されています。

この場合は、たとえ課税業務用から非課税業務用への用途変更があっても

要件を満たさないため、調整対象固定資産を転用した場合の税額調整の適用の必要は

ありません。



 ところで、事務所代表である井上が、新しく本を出版いたしました。

会社の節税100のルール 著者 井上修 すばる舎』です。消費税の

節税についても書いています。ぜひご一読下さい。


アトラスNEWSで税制の最新情報を提供しています!
減価償却が変わりました」と「従業員を雇用したら何をするの?」を解説をしています。


============= 新刊本のご案内 =============
   『正社員以外の労働者の雇用に関する基礎知識

      パート・アルバイト・派遣・契約社員。労働条件の決め方から
      各種保険の取り扱いまで最新情報満載!
      本書でトラブルなく正社員以外の労働者を雇い入れることができます。

                                  すばる舎 1,575円 
   『退職前後の「手続き・届出」がわかる本
         この本一冊で退職にまつわる疑問や不安が一切解消!

                                  すばる舎 1,575円
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆  好評発売中  ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

      2007年度版!

      「個人事業・自由業者の税金もっと安くできる!

      5年目のベストセラーです!

                         公認会計士・税理士 井上 修 著

                                 すばる舎 1,575円 
□□□□□□□□□□ !あなたも会社を作ってみよう! □□□□□□□□□□

        会社設立の手数料を大幅に値下げしました

            株式会社 42,000円!

      LLP(有限責任事業組合)LLCも42,000円で設立します!
 詳しくはこちらをご覧ください。会社設立登記手続きの一切を代行いたします。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜  ☆☆出版物のお知らせ☆☆  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

     税務署との折衝・交渉術「税務調査なんて恐くない!

         週刊税務調査日記が本になりました!
税務調査の実態をみなさんに知っていただくために、実体験に基づいた、税務調査で
繰り広げられる悲喜こもごものドラマを多少(?)脚色してお伝えします。

☆☆☆☆☆☆☆ !消費税専門のホームページ! ☆☆☆☆☆☆☆☆

 税額計算や課税事業者判定のシミュレーションまでついた本格的消費税専門HP
               『消費税パーフェクトガイド.com

=============  無料メルマガ  ==============

■■■メルマガ 週刊節税教室■■■
  節税について問答式でやさしく毎週説明しています。
==================================== 

■■■メルマガ 週刊税務調査日記!■■■

税務調査の実態、税務調査で問題となる点、税務調査の手法などを誰でも分かり
やすく、ちょっと脚色して週刊でお伝えいたします。

◆発行 ATLAS総合事務所

    Copyright (C)2002-2007 ATLAS TOTAL OFFICE. All rights reserved.
               無断転用・転載を禁止します

  
 当事務所では、会社設立からその後の税務会計、社会保険、労働保険、組織
変更登記などを、「合理的な報酬」で「高品質のサービス」を提供しています。 

          会計事務所費用が今より安くなります。
        詳しくは、ホームページをご覧になってください。

         アトラス総合事務所 http://www.cpainoue.com

[ Home ] [バックナンバーに戻る] [ご利用案内に戻る]

アトラス総合事務所 〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町31-14 岡三桜丘ビル2階
プライバシーマーク認定制度のホームページへ
アトラス総合事務所のホームページへ  [代表者] 公認会計士・税理士・行政書士  井上 修
 www.cpainoue.com E-mail info@cpainoue.com TEL 03-3464-9333 

Copyright© 1998-2014 アトラス総合事務所. All rights reserved.