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相続について

結婚出来る年齢

結婚出来る年齢

 民法上の結婚可能年齢をご存知でしょうか?

民法第731条によると、男性は満18歳、女性は満16歳に達すれば、結婚する事が可能となります。

年齢条件を満たさずに受理されてしまったら?

 婚姻届は、それが市区町村役場で受理されてはじめて有効となります。

 従って、上記の結婚可能年齢を満たしていない者の婚姻届出は、本来は受理されない筈なのですが、何らかの手違いにより受理されてしまった場合は、どうなるのでしょうか?

 この場合、受理された以上その婚姻届出は、一応有効となり年齢条件を満たしていない事を理由に無効とはなりません。

 但し、年齢条件を満たしていない結婚は、結婚取り消しの理由となり、後で取り消されてしまう可能性があります。

条件違反の結婚は取り消し可能

 年齢条件を満たしていない結婚は、結婚した当事者、その親族、又は、公益代表者としての検察官から裁判所に対し、その結婚の取り消しを求める事が出来るのです。(民法第744条

 但し、検察官は、当事者の一方が死亡した後は、取り消し請求をする事は出来ません。

取り消しの請求期間

 この年齢条件違反の結婚に対する取り消し請求は、当事者が結婚可能年齢に達する前に行う必要があります。

 よって、当事者が結婚可能年齢(男性は満18歳、女性は満16歳)に達してしまった後では、当事者以外の第三者は、この取り消し請求を行う事が出来なくなってしまいます。(民法第745条①

当事者だけは猶予期間あり

 当事者が結婚可能年齢に達してしまうと、第三者は、この年齢違反の結婚に対し取り消し請求を行う事は出来なくなりますが、その当事者だけは、結婚可能年齢に達した後でも3ヶ月間以内に限って取り消し請求を行う事が出来ます。

 但し、結婚可能年齢に達した後3ヶ月以内であったとしてもその結婚を当事者が承認した場合には、取り消す事は出来なくなります。

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