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相続税編_〔臨時号〕
『太陽光発電設備と小規模宅地特例』
(H27.02.09)
神楽 「そういえば最近、地方に行くと畑とか開けた山林なんかに太陽光発電のパネルが設置されている光景をよく見かけるようになりましたわね。」
白亜 「発電した電力は、電力会社が一定期間、予め契約した金額で買い取ってくれるから、安定収入が見込めるという事で太陽光発電設備を設置するケースが増えたのよね。」
少佐 「そうね。地方では、広い土地を所有している個人が、遊休土地の有効活用の為に太陽光発電設備を設置する人が増えているみたいね。」
神哉 「太陽光発電のパネルって、結構がっちりした土台に固定されているよね。」
少佐 「“架台”と呼ばれている太陽光パネルを支える台の事ね。強い風が吹いても太陽光パネルが飛ばされないように丈夫に出来ているのよ。まあ、 “構築物”と呼ばれるものに近いかもね。」
白亜 「構築物と言えば、小規模宅地特例の中にもあったわね。確か、被相続人が所有してた土地等でその被相続人等の事業の用に供されていたものの内、 一定の建物又は構築物の敷地の用に供されていた土地等は、その評価額が減額(△80%又は△50%)されるのではなかったかしら?」
少佐 「そのとおりよ。豊富な知識は、粒粒辛苦(りゅうりゅうしんく) の賜物ね。さすがだわ。努力している人は違うわね。」
神哉 「人じゃなくてネコじゃん♪」
白亜 「お黙りなさい。爪で引っ掻いて血だるまにしてあげましょうか?」
神哉 「はい・・・すみません・・・」
神楽 「では、太陽光発電設備を設置している土地も小規模宅地特例の対象になりますの?」
少佐 「う〜ん・・・正直言ってそこは微妙なのよね・・・」
神哉 「どうしてさ?」
少佐 「さっきあなたが言っていた土台部分が、小規模宅地特例で言っている『構築物』に該当するかどうか?が問題なのよ。」
神楽 「ふ〜ん・・・その『構築物』って具体的にどんなのを指しますの?」
少佐 「実を言うと、相続税法にはこの構築物の定義は定められていないの。でも、平成21年1月29日付の札幌地裁判決によると、小規模宅地特例でいう『構築物』とは、 「物的な資本投下がなされたある程度堅固な施設であり、容易に撤去・除去出来ず、処分面での制約があるもの」という判断が示されているわ。」
白亜 「なるほど。簡単に撤去・除去出来て他の用途への転用が容易であり、処分面での制約が少ないものは、小規模宅地特例でいうところの 『構築物』には、該当しないって訳ね。」
神楽 「つまり、判断ポイントは、『撤去・除去の容易性』と『処分面での制約の大小』と言えますわね?」
少佐 「そうね。そこで太陽光発電設備を設置の土台部分なのだけれど、これにはいくつかの工法があって、例えば次のような工法があるわ。」
  1. 杭を地面に打ち込んで架台を固定する方法
  2. パイプを地面に埋め込んで架台を固定する方法
  3. コンクリートブロックを地面に設置し架台を固定する方法
  4. 地面をアスファルトで舗装してその上に架台を固定する方法
白亜 「なるほど。じゃあ、この内、『撤去・除去の容易性』が低く、『処分面での制約の大小』が大きいものが構築物に該当する訳ね?」
少佐 「そういうこと。だから、3のようにコンクリートブロックを地面に置いただけで地面に固着させていないものは、構築物に該当しないと言えるでしょうね。」
神哉 「じゃあ、1や2はどうかな?」
少佐 「そうね、B程ではないとしてもやはり、『撤去・除去の容易性』と『処分面での制約の大小』 という点からみて、やはり構築物とは言い難いと言えるでしょうねぇ・・・」
神楽 「4はどうですの?」
少佐 「1〜3と比較すると、『撤去・除去の容易性』は低く、また『処分面での制約の大小』は大きいように思えるけれど、やっぱりアスファルト敷きにすれば、 即座にそれが構築物に該当するとは言い切れいと思うわ。」
白亜 「実際の現場の状況や規模感等を総合的に勘案し、実態に基づいて判断って訳ね。中々難しいわね・・・」
神哉 「よく太陽光発電設備の敷地周辺をフェンスで囲っているのを見かけるけれど、それは構築物に該当するのかな?」
少佐 「確かに人や動物の侵入を防ぐ目的から太陽光発電設備の敷地の周囲をフェンスで囲っているケースも見受けられわね。 確かにフェンス自体は、通常は構築物に該当すると言えるわ。」
神楽 「じゃあ♪・・・」
少佐 「でも残念♪フェンスで囲っているからといって、その土地全体が構築物の敷地の用に供されている土地とは言えないわ。」
神楽 「な〜んだ・・がっくりですわ・・・でも何故ですの?」
少佐 「だって、フェンスが“立っている部分”のみが構築物(フェンス)の敷地の用に供されている部分でしょ。」
神楽 「むう・・・確かにそうですわね。でも何だか、はぐらかされたみたいで悔しいですわ。とりあえず神哉を引っ叩く事にしますわ。」
神哉 「ちょっと!ちょっと!なんでそこで僕が引っ叩かれなきゃならないのさ・・・」
少佐 「でもね、これにはもう1つ大切な論点があって、仮にアスファルト等で舗装された基礎部分が構築物に該当したとしても、そもそもその売電行為が 『事業』に該当しなければ、小規模宅地特例を受ける事は出来ないのよ。」
神楽 「へえ〜。じゃあ、どんな売電行為であれば、『事業』に該当するのかしら?」
少佐 「この点については、資源エネルギー庁のHP『グリーン投資減税について』に一定の判断基準が示されているわ。」
白亜 「ふんふん・・・。なるほど。これによると発電出力が50kW以上であれば、基本的には事業所得に該当するようね。」
神哉 「ホントだね。発電出力が50kW未満の場合は、原則として雑所得に該当するみたいだけれど、たとえ50kW未満であっても必要な保守管理を 行っている等の一定の要件を満たせば、事業所得に該当するって書いてあるよ。」
少佐 「そうね。このようにその売電行為による所得が、事業所得に該当するのであれば、小規模宅地特例の適用においても『事業』として認められるって訳よ。」
神楽 「なるほどですわ。じゃあ早速、我が月風家でも太陽光発電設備を設置するとしますわ。ちょっと神哉、一走りして太陽光発電パネルを買ってきて頂戴な。」
神哉 「“買ってきて頂戴な”はいいけど、買う為のお金はあるのかい?」
神楽 「ありませんわ♪」
白亜 「じゃあ無理ね・・・」
少佐 「太陽光発電パネルって結構高価みたいよ。皆さんの中にも設置している人がいるのかしら?という訳で今回はここまで。ではまた次回!ばいばい!」

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