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相続税編_〔臨時号〕
『小規模宅地特例と家なき子』
(H27.02.16)
少佐 「さて、既にみんなも知っているとおり、平成27年1月1日以後に発生した相続からは、遺産に係る基礎控除額が引下げられている訳だけれど、この影響は大きいでしょうね。 」
神哉 「遺産に係る基礎控除額の引下げというと、次のように改正されたんだったよね?」
〔引下げ前〕
5,000万円+(法定相続人の数×1,000万円)
〔引下げ後〕
3,000万円+(法定相続人の数×600万円)
神楽 「やっぱりこの改正の影響は、大きいのですの?」
少佐 「ええ、とても大きいと思うわ。相続税の申告っていうのはね、相続税の申告書を提出することを要件とする特例の適用が無い場合において、各相続人が取得した財産の総額が、 遺産に係る基礎控除額を下回っているときは、相続税の申告義務が無いのよ。」
白亜 「なるほど。つまり、相続税の申告要否を判定する上で重要な要素である遺産に係る基礎控除額が引下げられた事により 、申告義務が発生する人が増える可能性が高くなるって訳ね?」
少佐 「そうなの。例えば、都心部に自宅不動産を所有している被相続人の場合、自宅不動産、その中でも特に土地の価値が高くなるから、 遺産に係る基礎控除額の引下げに伴って相続税の申告義務が発生する可能性が高くなると思うわ。」
白亜 「でも確か、一定の要件を満たして小規模宅地特例が適用されれば、自宅不動産の内、その敷地となっている土地等については、 その評価額が大幅に減額(△80%又は△50%)されるのではなかったかしら?」
少佐 「そのとおりよ。この小規模宅地特例には、いくつかのパターンがあるのだけれど、その中の1つに『家なき子』に係る特例っていうのがあるのを知っているかしら?」
神楽 「まあ!『家なき子』ですって。公園の土管の中で寝泊まりしている神哉にぴったりな分相応に風が吹くような言葉ですわね♪」
神哉 「土管の中って・・・お姉ちゃんと同じ家の中で暮らしてるじゃないか!隙あらば僕の部屋の中を家探ししているくせに・・・」
神楽 「ふん!あなたの数年後の姿を予想して差し上げましたのよ。」
白亜 「神哉には、土管でも贅沢なくらいよ。ところで、その家なき子に係る特例ってどんなのかしら?」
少佐 「これは、被相続人の居住の用に供されていた宅地等で、次の要件を満たす場合に適用される特例のことよ。」
  1. 被相続人が一人暮らしであること。
  2. 申告期限までその宅地等を保有すること。
  3. マイホームに居住した事がないこと。
神楽 「被相続人は、一人暮らしでないといけませんの?何だか寂しいですわね・・・」
少佐 「まあ、確かに寂しい感じはするけれど、被相続人の配偶者、又は、相続開始直前において被相続人の居住の用に供されていた家屋に居住していた親族 (相続放棄が無かったものとした場合における民法上の相続人)がいないことっていうのが、要件の1つになっているから仕方ないわね。」
神哉 「2つ目の『申告期限までその宅地等を保有すること』って事は、申告期限が来る前に売却してはダメってことなの?」
少佐 「そうよ。その宅地等を取得した親族が、その宅地等をその相続税の申告期限まで保有していることが条件なの。」
白亜 「3つ目の『マイホームに居住した事がないこと』っていうのが、『家なき子』と呼ばれる由縁って訳ね。」
少佐 「そのとおりよ。その宅地等を取得した親族が、その相続開始前3年以内に日本国内にある自己又は自己の配偶者の所有に係る家屋 (その相続開始直前においてその被相続人の居住の用に供されていた家屋を除く)に居住した事がないことが条件なの。」
白亜 「この条件をよくみると、『所有』ではなく『居住』ってなっているわね。という事は、自分名義の家屋を持っていても自分自身が住んで いなければOKって事かしら?」
少佐 「流石ね。そのとおりよ。ここで要求している条件は、あくまでも『居住したことがない』ってことであって、『所有したことがない』ではないのよ。」
神哉 「なるほど。じゃあ、被相続人の宅地等を取得した者が、自分名義又は自分の配偶者名義の家屋を所有していたとしてもその家屋を賃貸に供していて、 自分自身は、別に部屋を借りて居住している場合等には、3つ目の要件である『マイホームに居住した事がないこと』という要件を満たす事になる訳だね?」
少佐 「そうよ。ちなみにこの『家なき子』に係る特例の対象となるその被相続人の宅地等を取得した親族というのは、その被相続人の配偶者以外の親族を指すの。 だから、その被相続人の子だけでなく、孫や甥っ子等であっても適用要件を満たせば、家なき子に係る小規模宅地特例の適用を受ける事が可能になるわよ。」
白亜 「でも孫等が相続した場合には、その孫等は相続税額の『2割加算』の対象になるから注意が必要ね。(相法第18条)」
少佐 「そのとおりよ。」
神楽 「でも、土管住まいの神哉が、お父様の自宅を相続したら小規模宅地特例の適用を受けられると思うと何だか無性に腹立だしいですわね。」
神哉 「だから土管住まいじゃないっての・・・」
少佐 「将来ホントに土管住まいにならないように今の内にしっかり勉強しておきなさいよ。ではまた次回!ばいばい!」

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