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民法編_〔第43話〕
『普通養子と特別養子_その違い』
(H27.11.16)
少佐 「さて、みんなも『養子』っていう言葉は聞いた事があるでしょ?」
白亜 「確か、『普通養子』と『特別養子』という2つの制度があるのではなかったかしら?」
少佐 「そのとおりよ。流石に物知りね。」
神楽 「私、お隣のアンドロメダ銀河の一土地をポンッと現金で買えるようなお金持ちの家に養子に貰われるのを生まれた時から夢見ておりますのよ♪」
神哉 「そんなモノどこで売っているのさ・・・。我らが天の川銀河から230万光年も離れているんだよ?」
白亜 「あなたみたいな隴を得て蜀を望む ような子を養子にしたら、無駄遣いをしまくってあっという間にその家の財産を食い潰してしまうでしょうね・・・」
神哉 「ところで、その普通養子と特別養子ってどう違うの?」
少佐 「では、この2つの養子制度の相違点について、おおまかにみていきましょうね。細かい部分は次回以降に説明してあげるわ。」
神哉 「うん。よろしくね。」
少佐 「先ず、養子縁組の成立についてだけれど、普通養子の場合は当事者の合意に基づく届け出だけで足りるのに対し、特別養子の場合は、 家庭裁判所の審判が必要になるのよ。」
白亜 「なるほど。特別養子は自由勝手に縁組出来ないって訳ね。」
少佐 「そういうこと。特別養子はあくまでも『子供の利益の為に必要であること』っていうのが前提条件なの。それに対し普通養子の場合は、 特にそういった必要性が求められていないのよ。」
神楽 「養子縁組って希望さえすれば、すぐに組めますの?」
少佐 「普通養子の場合は、手続きさえ済めばすぐに組めるわ。それに対し、特別養子の場合は、6ヶ月以上の試験養育期間を経なければ、縁組出来ない事になっているのよ。」
白亜 「なるほど。特別養子は子供の利益が最優先だから養親として本当に相応しいかどうか?を確認する訳ね。」
神哉 「養子縁組をする時って実親の同意が必要なんでしょ?」
少佐 「そうね。普通養子の場合は、15歳未満の子を養子にする時だけ法定代理人の承諾、又は、監護者の同意が必要だわ。 特別養子の場合は、原則として父母の同意が必要よ。」
神楽 「養親ってどんな人がなれますの?」
少佐 「普通養子の場合は、20歳以上だったら養親になれるわ。また、単身者でも可能よ。特別養子の場合は、 原則として25歳以上の夫婦であり、夫婦ともに養親となる必要があるわ。」
神楽 「私でも養子になれますかしら?」
少佐 「あなたを養子にするようなチャレンジャーがいたら会ってみたいものだけれど、普通養子ならあなたでも養子になれるわよ。でも、特別養子は原則として 6歳までの子しかなれないから、残念ながらあなたには無理ね。」
神哉 「養子になると、実の両親との関係はどうなるのかな?」
少佐 「普通養子の場合は、実親との親子関係は継続し、親権のみが養親に移転するの。一方、特別養子の場合は、近親婚の制限を除いて実親との親子関係は断絶するわ。」
白亜 「なるほどね。じゃあ、戸籍上の表記はどうなるのかしら?」
少佐 「普通養子の場合は、『養子』と明記されるわ。それに対し、特別養子の場合は、『長男』とか『長女』といった具合に表記されて、 一見して養子とは分からないように配慮されるのよ。」
神哉 「なるほど。これも子供の利益を最優先している証だね。」
少佐 「そうね。特別養子の場合は、常に子供の利益を最優先する必要があるからね。」
神楽 「養子縁組を終わりにしたいっていう場合は、どうなりますの?」
少佐 「養子縁組を終わりにする事を『離縁』って呼ぶのだけれど、普通養子の場合は、当事者の合意があれば、原則として自由に離縁出来るわ。それに対し、 特別養子の場合は、子供の利益の為に必要な場合に限って家庭裁判所が決めるわ。」
神哉 「へえ〜。普通養子と特別養子って同じ養子制度なのにだいぶ違う部分があるんだね。」
少佐 「そうね。やはり特別養子っていう制度は、子供の利益を最優先するっていう使命があるから普通養子とはだいぶ違っているわね。」
神楽 「どっちにしても私は、アンドロメダ銀河の一等地を買えるようなお金持ちの家でないと・・・」
少佐 「はいはい、アンドロメダね。近所のスーパーで特売しているといいわね。という訳で今回はここまで。では、また次回!ばいばい!」

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