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相続税編_〔第36話〕
『相続_承認と放棄』
(H27.12.21)
神哉 「相続が発生すると、その相続人は相続が発生した瞬間から被相続人に帰属する一切の財産と債務を当 然に引き継ぐ事になるんだよね?これってさ、強制的に決まっちゃうことなのかな? 」
少佐 「いいえ。これは自動的・強制的に確定するものではなく、相続人がある一定期間内に自らの意思表示 により、その引き継ぐ方法を自由に選択することが出来る権利が与えられているのよ。 」
神楽 「へぇ〜。財産と債務を引き継ぐ方法って1つだけではなくいくつもあるって事ですの?」
少佐 「そうよ。その方法には次の3つの選択肢があるわ。」
  1. 単純承認
  2. 限定承認
  3. 放棄
白亜 「少しだけ聞いた事があるわ。『単純承認』というのは、確か、被相続人に帰属する一切の財産と債務を無制限に引き継ぐ方法だったわよね?」
少佐 「そのとおりよ。財産を無制限に引き継ぐ分には困る事はないだろうけれど、債務については、困る事が生じる場合があるから注意が必要よ。」
神哉 「どんな困った事が起きるの?」
少佐 「単純承認の場合、被相続人の財産と債務を無制限に承継するの。だから例えば、承継した財産が1億円で、同じく承継した債務が1億5,000万円だったとすると、承継した財産だけでは、承継債務を完済する事が出来ず、不足分の5,000万円は、 相続人固有の財産から自腹を切って弁済する必要が生じてしまうのよ。」
神楽 「まあ!自腹を切るだなんて・・・。私、そんなの我慢出来ませんわよ!絶〜対っ!」
白亜 「まあ、あなたならそう言うでしょうね。吝ん坊の柿の種 の如くケチん坊だものね・・・」
神哉 「じゃあ、被相続人の財産よりも債務の方が多い場合には、単純承認は不利になってしまう訳だね。」
少佐 「そのとおりよ。財産と債務のどちらが多いのか?がはっきりしない場合には、2番目の方法である『限定承認』が有効なのよ。」
神楽 「限定承認?それってどんなものですの?」
少佐 「限定承認とは、相続によって得た財産を限度としてのみ、被相続人の債務弁済を了承して相続を受諾する方法をいうのよ。 」
白亜 「なるほど。つまり例えば、被相続人の財産が1億円で、債務が1億5,000万円だったとすると、相続人が弁済すべき債務は、財産額の1億円までであり、 残りの5,000万円については弁済を要しないという訳ね?」
少佐 「お見事♪そのとおりよ。限定承認であれば、被相続人の債務がどんなに多額にあったとしても、相続人が自腹を切る必要は無いという訳。」
神哉 「へぇ〜。限定承認っていう方法は、相続財産の方が相続債務よりも多ければ、その余りを貰って、逆に相続債務の方が多ければ、相続人が自腹を切ってまで弁済する必要は無い訳だから、 けちん坊なお姉ちゃんにうってつけの方法だね♪」
神楽 「確かにケチな私にうってつけですわね・・・ふふ・・・」
少佐 「でもね、この限定承認という方法は、日本ではあまり浸透していないのよ。」
神楽 「まあ・・・こんなに美味しい方法ですのに。何故ですの?」
少佐 「限定承認をしようとする場合には、一定期間内に財産目録を作成して家庭裁判所に提出した 上で限定承認をする旨を申述しなければならないし、又、相続人が複数人ある場合において限定承認をしようとするときには、 その相続人の全員が共同して限定承認をしなければならないのよ。」
白亜 「なるほど。手続き面が結構煩雑なのね。それであまり浸透しない訳ね。」
神哉 「3番目の『放棄』っていうのは、文字どおり相続する事を放棄するって事かな?」
少佐 「ええ、そのとおりよ。相続を放棄した場合、その放棄した者は、初めから相続人ではなかったものとみなされるの。だから、その放棄した者を代襲して 他の者が相続するという事は起こらないことになるわ。」
神楽 「相続を放棄するだなんて、勿体ないですわね・・・」
少佐 「確かに相続を放棄した者は、被相続人の財産を1円たりとも貰えなくなるのだけれど、その代わり、被相続人に莫大な債務があったとして も1円たりとも負担する必要は生じないのよ。」
白亜 「なるほど。じゃあ、被相続人が明らかに債務超過であり、相続後に莫大な債務弁済が待ち構えているような場合には、相続を放棄した方が賢明と言えるわね。」
少佐 「そのとおりよ。相続の放棄は、一定期間内に家庭裁判所に備え付けてある用紙に必要事項を記入して相続を放棄する旨を申述すれば放棄出来るわよ。」
神楽 「なるほど。ところで、どの方法で相続するかを決めるには期間制限があるようですけれど、その期間はどれ位ですの?」
少佐 「『単純承認』、『限定承認』又は『相続放棄』のいずれを選択するかは、自分が相続人となった事を知った日から3ヶ月以内に決めなければならないとされているわ。」
神哉 「3ヶ月か・・・。意外と短いんだね。」
少佐 「そうね。意外と早く感じるでしょうね。限定承認と相続放棄については、所定の手続きをとる必要があるけれど、単純承認については、特に決まった手続きをとることなく、3ヶ月以内に上記 の意思表示をしなければ自動的に単純承認をした事になるわ。」
白亜 「でも、被相続人の財産や債務がどれ位あるのかが分からないと、判断のしようが無いと思うのだけれど・・・?」
少佐 「確かにそうね。だから、相続放棄の実務においては、相続の開始があった事を知った日から3ヶ月を経過してしまったとしても『被相続人の財産や債務の状況を知ってから3ヶ月以内』 であれば、相続放棄の申述が認められるケースが多いみたいよ。」
白亜 「なるほど。それなら安心ね。」
少佐 「ところで、相続人が相続財産の全部又は一部を勝手に処分してしまうと、原則としてその処分した相続人は、単純承認をしたものとみなされて しまうから注意が必要よ。債務があればその債務も背負うハメになるわよ。」
神楽 「そんな・・・もし私が相続人になったら他の相続人にばれないようにこっそりと財産を現金化して国外へ逃走しようと思っておりましたのに・・・。 債務まで背負わされてしまいますの?あんまりですわ・・・」
白亜 「あなたが悲しそうに訴えると、何故か屁理屈でも正論に聞こえてしまうから不思議ね・・・」
少佐 「そのテクニックで今まで沢山の悪事を働いてきた訳ね。末恐ろしい娘だわ・・・。という訳で今回はここまで。ではまた次回!ばいばい!」

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