事業所税の調査です。
調査当日です
都税事務所の調査官です。
とてもやさしそうな感じです。
■会計事務所
「おはようございます」
●都税事務所
「おはようございます~」
「宜しくお願いいたします~」
やたらと言葉尻を伸ばす調査官です。
「本日は事業所税の調査をさせていただきます」
「ご承知のとおり、事業所税はお使いの床面積と従業者数により課税させて頂いております~」
「そこで、まず各店舗の床面積を確認させていただきたいと思います」
▲納税者
「はい、分かりました」
「何を用意すればよいのですか?」
●都税事務所
「まず、各店舗の賃貸借契約書を見せてください」
なるほど、各店の賃貸借契約書を見れば床面積は一目瞭然です。
▲納税者
「はい、この綴りです」
●都税事務所
「ありがとうございます~」
調査官は、店舗の賃貸借契約書と事業所税の申告書とをチェックしています。
申告内容が賃貸借契約書の契約内容と相違ないかをチェックしているのです。
「ん~ この店舗については、申告された面積と契約面積がチョッと違いますね」
▲納税者
「は~ そうでしたか」
●都税事務所
「賃貸借期間も契約書と申告内容が違っていますよ~」
▲納税者
「は~」
納税者は、この2点を調査官に指摘されてしまいました。
●都税事務所
「建物の共用面積も違いますね」
■会計事務所
「共用面積ですか?」
建物の共用面積も事業所税の申告書に記載して申告します。
しかし、なぜ共用面積が違うと分かったのでしょうか?
その理由を聞いてみます。
「共用面積はどのようにしてチェックしたのですか?」
●都税事務所
「建物のオーナーからの申告です」
■会計事務所
「は~ なるほど」
To be continued
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