税務署から事務所の所員に突然電話がありました。
●税務署
「顧問をしている○○社の申告書についてお聞きしたいのですが?」
■会計事務所
「はい どうぞ」
●税務署
「欠損金の繰り戻し還付の請求をしていますよね?」
■会計事務所
「ええ」
●税務署
「この根拠条文は何条ですか?」
■会計事務所
「法人税法80条1項です」
かなりぶっきら棒な言い方で、突然このような質問を税務署は投げかけてきました。
一体どういうことでしょうか・・・
●税務署
「なるほど」
「ところで申告期の決算内容を見ると、役員報酬が過大であると思われます」
「こんな役員報酬は認められませんので、適正額を求めた上で修正申告をしてください!」
■会計事務所
「はぁ?」
「何を言っているんですか?」
「過大役員報酬?」
●税務署
「そうです」
「所長と相談していただいて、役員報酬の適正額を計算して修正申告をしてください」
「では よろしくお願いいたします」
と言って税務署員は電話を切りました。
いったい、何事なのでしょうか?
突然電話をしてきて、訳の分からないことを税務署が言ってきました。
つづく
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