芸能プロダクションの調査です。
調査官は、40後半の男性で、5分遅刻して調査先の事務所に来ました。
●税務署
「すみません。ちょっと迷子になってしまいまして」
★納税者
「この辺は道が細くて分かりにくいですからね」
●税務署
「では、さっそく事業内容を教えてください」
★納税者
「私の会社は芸能プロダクションでして、子役からエキストラまで、幅広く役者を供給しています」
●税務署
「有名な方はいらっしゃいますか?」
★納税者
「そうですね、Aはうちの所属です」
●税務署
「あぁ そうですか」
「私もAは好きですよ」
★納税者
「コンサートとかいらしたことはありますか?」
●税務署
「Aのはないですけれど、AKBのコンサートは通っています」
★納税者
「AKBがお好きなのですか?」
●税務署
「好きです」
「東京や横浜でのコンサートには必ず行きます」
■会計事務所
「コンサートでペンライトをまさか振っているのではないですよね?」
●税務署
「振っていますよ」
「ペンライトにもいろいろあって、ライトの色が変わるものや、点滅するものなど3種類くらい持っていますよ」
★納税者
「すごいですね」
●税務署
「Aも先月コンサートやりましたよね?」
★納税者
「はい、少し小さい箱でしたけど」
「よく御存じですね」
●税務署
「ただ好きなだけです」
終わり
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